50手前で初めて突きつけられた現実

父のまなび

減量を始めて、まだ1週間も経っていなかった。

「よし、やるぞ」と思っていた矢先だった。

今振り返ると、タイミングは最悪だったのかもしれない。


減量スタート直後、インフルエンザにやられる

その週末、ライブに行った。

どこで拾ったのかは分からないが、月曜日には体調が明らかにおかしくなった。

なんとか出社はしたものの、体は重く、結局早退。

そのまま病院へ向かった。

ちょうどその病院の入口で、娘とばったり会った。

娘は修学旅行帰りだった。

修学旅行先でインフルエンザが猛威を奮っており、体調不良で途中帰宅を余儀なくされた生徒もいたそうだ。

その週は、学級閉鎖。

娘自身も体調が万全ではなく、受診していたらしい。


まだ反応は出ない、という診断

診察では、「発症して間もないので、インフルの反応は出ないかもしれません」という説明を受けた。

結果は風邪扱い。

ただし、「現時点で一番効く薬」を処方してもらい、帰宅した。

家に着いて熱を測ると、39度。

これはもう、ほぼインフルだろうなと思った。

薬がよく効いたのか、翌日には熱は下がった。

とはいえ出社は自重し、在宅ワークを選択した。


発熱3日目、記憶が途切れる

発熱から3日目。

体調は万全ではないものの、「タバコを吸えるくらい」には回復していた。

会社に休みの連絡を入れ、一服したあと、トイレへ。

そこから、記憶が薄くなる。

次に目を開けたとき、自分は診察台の上にいた。

医師が何やら診断をしている。

そして、自分は血だらけだった。

あとから聞いた話では、トイレ→洗面所→リビングに戻る途中で、失神して倒れたらしい。

テーブルで顔を打ち、鼻血がかなり出ていたとのこと。

病院から戻ったあと、リビングの床は血だらけだった。


救急車、人生で初めて

妻は大慌てで救急車を呼んだ。

ただ、気が動転して「119」がすぐに思い出せなかったらしい。

そこで頼ったのが、体調が万全ではない娘。

「突破ファイル」をよく観ている娘は、即座に「119」と教えたそうだ。

救急隊が到着し、妻に保険証の場所などを説明。

マンションの下まで自力で降りたとのことだが、それも一切記憶にない。


大事には至らなかった、けれど

診察の結果、幸いにも大事には至らなかった。

これまで大きな病気もなく、「自分はまだ大丈夫だろう」と思っていた人間にとって、この出来事はかなり堪えた。

50手前になって、現実を突きつけられた気がした。


健康は、前提条件ではなかった

減量とは、正直、直接関係のない話かもしれない。

でも、この一件で考えが変わった。

  • 体は確実に衰えている健康は当たり前ではない
  • これ以上、老化のスピードを上げたくない

減量は、見た目のためでも、体重の数字のためでもなく、健康を維持するための一つの手段になった。


次に立ちはだかるのは、現実

こうして、健康維持も含めた「減量作戦」が始まった。

ただし、タイミングは最悪だ。

12月。

忘年会シーズン真っ只中。

この現実と、どう付き合っていくか。

それが、次のテーマになる。

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