減量を始めて、まだ1週間も経っていなかった。
「よし、やるぞ」と思っていた矢先だった。
今振り返ると、タイミングは最悪だったのかもしれない。
減量スタート直後、インフルエンザにやられる
その週末、ライブに行った。
どこで拾ったのかは分からないが、月曜日には体調が明らかにおかしくなった。
なんとか出社はしたものの、体は重く、結局早退。
そのまま病院へ向かった。
ちょうどその病院の入口で、娘とばったり会った。
娘は修学旅行帰りだった。
修学旅行先でインフルエンザが猛威を奮っており、体調不良で途中帰宅を余儀なくされた生徒もいたそうだ。
その週は、学級閉鎖。
娘自身も体調が万全ではなく、受診していたらしい。
まだ反応は出ない、という診断
診察では、「発症して間もないので、インフルの反応は出ないかもしれません」という説明を受けた。
結果は風邪扱い。
ただし、「現時点で一番効く薬」を処方してもらい、帰宅した。
家に着いて熱を測ると、39度。
これはもう、ほぼインフルだろうなと思った。
薬がよく効いたのか、翌日には熱は下がった。
とはいえ出社は自重し、在宅ワークを選択した。
発熱3日目、記憶が途切れる
発熱から3日目。
体調は万全ではないものの、「タバコを吸えるくらい」には回復していた。
会社に休みの連絡を入れ、一服したあと、トイレへ。
そこから、記憶が薄くなる。
次に目を開けたとき、自分は診察台の上にいた。
医師が何やら診断をしている。
そして、自分は血だらけだった。
あとから聞いた話では、トイレ→洗面所→リビングに戻る途中で、失神して倒れたらしい。
テーブルで顔を打ち、鼻血がかなり出ていたとのこと。
病院から戻ったあと、リビングの床は血だらけだった。
救急車、人生で初めて
妻は大慌てで救急車を呼んだ。
ただ、気が動転して「119」がすぐに思い出せなかったらしい。
そこで頼ったのが、体調が万全ではない娘。
「突破ファイル」をよく観ている娘は、即座に「119」と教えたそうだ。
救急隊が到着し、妻に保険証の場所などを説明。
マンションの下まで自力で降りたとのことだが、それも一切記憶にない。
大事には至らなかった、けれど
診察の結果、幸いにも大事には至らなかった。
これまで大きな病気もなく、「自分はまだ大丈夫だろう」と思っていた人間にとって、この出来事はかなり堪えた。
50手前になって、現実を突きつけられた気がした。
健康は、前提条件ではなかった
減量とは、正直、直接関係のない話かもしれない。
でも、この一件で考えが変わった。
- 体は確実に衰えている健康は当たり前ではない
- これ以上、老化のスピードを上げたくない
減量は、見た目のためでも、体重の数字のためでもなく、健康を維持するための一つの手段になった。
次に立ちはだかるのは、現実
こうして、健康維持も含めた「減量作戦」が始まった。
ただし、タイミングは最悪だ。
12月。
忘年会シーズン真っ只中。
この現実と、どう付き合っていくか。
それが、次のテーマになる。

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